| 2006年02月05日(日) |
お金をめぐる意識の調査 |
朝日新聞の所得の格差に関する世論調査が出ていた。お金・競争社会をめぐる調査で、質問と回答に目を通すと国民に平均的な意識が分かって参考になる。以下は質問と回答である。 1、所得の格差が広がってきていると思うか・・・ そう思う・・・ 70% 2、お金に困るかもしれない不安があるか・・・不安を感じる人・・ 81% 3、「勝ち組」「負け組」に二分する傾向は・・ 抵抗を感じる人・・ 58% 4、競争は活力を高めると思うか・・・・・・・・・ そう思う・・ 60% 5、挽回(ばんかい)出来る社会だと思うか・・・・そう思う・・・ 60% 6、所得格差は個人の能力や努力で決まるとみる人 ・・・・・72% 7 お金に関して自分が「勝ち組」だという意識を持つ人は・・・ 3%、 8、お金に関して「負け組」と思う人は・・・・ 21%
上記の質問とかん回答に中で注目したのは、挽回(ばんかい)出来る社会だと思う人が60%もいることである。世論調査の正式な質問は「いまの日本は、一度遅れると、挽回できない社会だと思うか」との問いに「そうは思わない」人が60%もいたことである。日本の社会は1度失敗するとなかなか立ち直ることが難しい社会であると思っている。しかし、世論調査では挽回出来る社会だと思っている人が60%もいる。この数字を踏まえれば、日本の社会はまだまだ健全といわねばならない。日本社会の欠陥のみを並べ立てて、必要以上に悲観することはないと思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森909 2006年2月5日
2月4日は立春 昨日は立春であった。しかし、各地は軒並み平年を下回る真冬並みの寒さであった。)▽札幌で氷点下2.8度(マイナス1.6度)▽仙台で0.5度(同4.2度)▽新潟で0.9度(同3.8度)となった。大陸から日本列島に寒気が南下したためで、今日も厳しい寒さが続いている。雪の多い山麓では立春といっても全くピンと来ない積雪となっている。津南町では積雪量が4 メートルに迫っている。津南町391センチ、湯沢町333センチ、妙高市(関山)314センチ、十日町市303センチなどである。春は雪国にとってまだ先のことであるが必ず春は来るのである。1997年2月の日々の映像の入力をほぼ終えた。同年2月4日の記述は次の通りであった。
「日本の活字文化に味わい深い言葉が多い。今日の立春のその一つだと思う。なにしろ春が立つと表現している。この日のイメージを俳句で結ぶことにする。 ・春が立つ 漢字文化の 薫りかな ・立春に 吹雪が舞って 凍えたり ・厳寒に 耐えて樹木は 春を待つ 」
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