| 2005年12月25日(日) |
中国・韓国への親近感、急降下 内閣府世論調査 |
小泉首相の靖国神社問題、外務大臣の「中国は脅威」発言、マスコミの中国・韓国の扱いなどを踏まえれば、両国の親近感が急降下するのも当然である。特に今年は中国での反日デモや、韓国との竹島の領有権問題などが影を落としていると思われる。アメリカとの友好関係が良いように、隣国である中国・韓国との関係も良くしていかねばならないのだ。しかし、現在の政府は友好拡大の努力をする姿勢どころか、言外に対決姿勢を滲ませているように受け止められる。 内閣府が12月24日付で発表した「外交に関する世論調査」によると中国・韓国への親近感が急降下している。この調査は1975年から続く調査で、全国の成人3000人を対象に実施したものだ。この内訳をメモしておきたい。
韓国に対して 「親しみを感じる」 51.1% 04年より−5.6% 韓国に対して 「親しみを感じない」 44.3% 日韓関係を 「良好だと思う」 39.6% 04年より−15.9%
中国に対して 「親しみを感じる」 32.4% 04年より−5.2% 中国に対して 「親しみを感じない」 63.4% 過去最高を記録 日中関係を 「良好だと思う」 28.1% 04年より−19.7%急減 日中関係を 「良好だと思わない」71.2% 04年10%急上昇 (資料12月25日の朝日新聞) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森865 2005年12月25日
ブルガリア出身の琴欧州(新大関)
日本ほど思想・習慣に寛大な国はないだろう。結婚式は神殿・葬儀は仏式・そしてキリストの生誕である12月24日のクリスマスを祝う。寛大という捉え方と、確固たる思想がないとの両面の評価がつきまとう。 スピード出世で、人気も急上昇中の琴欧州の存在が光る。以前に書いたことがあるが、ブルガリア出身であっても考え方は良き日本人と同じである。新大関となって、ブルガリアヨーグルトのCM出演が決まった。記者会見で「大関の位は横綱に負けますが、人気はダントツ、拍手の大きさは誰にも負けません。その人気の秘密は何でしょうか」と質問される。新大関はしばらく考え「それは、いい顔だからじゃないですか」と、にこっとしたという。これは核心を突いた答えだと思う。 この美男は、若い女性ファンの数を増やしている。広く人気があるのは、日本人好みの面構えと立ち居振る舞いにあるようだ。仕切りの時は、虫も殺さぬようなにこやかな顔。それが立って回しを引き、最後の決めにかかる時のすさまじい形相になる。これらの静と動のコントラストが人気を支えているように思う。横綱の朝青龍の前に立ちはだかるのは、今のところ琴欧州一人しかいない。まもなく琴・朝時代の到来だ。しかし、人気の95%は琴欧州に挙がるだろう。 ・モンゴルの 横綱倒すは ただ1人 美男ににこやか 琴欧州よ
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