『日々の映像』

2005年12月21日(水) マンションがほとんど売れない

 今日気象庁は「大雪と暴風雪に関する全般気象情報」を発表した。今日の夜から23日にかけては日本海側の地方を中心に暴風雪、高波、大雪の警戒が必要なのだ。ここ年末に向かって、深刻なニュースが多い。

 昨日から耐震強度偽装事件の強制捜査が始まった。ともかく520人の捜査員が動員され、捜索先は100所以上という空前のものだ。異例の大規模捜査は「住まい」の安全を根幹から揺るがす事件となっているからである。これは事件の異常性、深刻さを示すとともに、捜査当局の立件への意気込みをうかがわせる。合同捜査本部は、国土交通省から告発を受けた建築基準法違反容疑を端緒に、宅地建物取引業法違反や詐欺容疑での立件を検討する方針のようだ。人命を脅かすという前代未聞の事件を考えれば、重罰刑の適用を追求するのは当然である。捜査当局が立件しても、被害を受けたホテル所有者、マンションの住人が救われるわけでない。よって、行政の的確な判断が必要になってくる。

 捜査のポイントは、偽装が単独行為ではなく、組織的に行われていたか否かなのだろう。この点では木村建設・建築主のヒューザー・総合経営研究所は偽装へのかかわりを強く否定し関係者の証言が食い違っている。ここに大きな壁はあろうが、合同捜査本部には事件の核心を暴いてもらいたいものだ。警察庁長官は「徹底的に事件を解明する」と言明している。その言葉通りの捜査が展開することを期待しよう。最大の問題は、全国的に無数のマンションを建てた有力業者のマンションが安全であるかどうかなのだろう。今はマンションの取引がほぼストップしているので、この業界は何も違法行為をしてなくとも、破産に追い込まれる可能性がある。
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癒しの森862                             2005年12月21日
           友人の葬儀に参列

 午前10時から始まった友人の葬儀に参列してきた。一切の行事に参加して午後4時に帰る。この友人と多く交流するようになったのは、21歳になってからの5年間で、共に青春の時を過ごした友人であった。友人の奥さんは、私が21歳の時はまだ17歳であった。それから45年余りの歳月が流れたのだ。

 きょうは、40年ぶりにあった人が10人余り居た。友人の妹さん達3人とほぼ40年ぶりに会う。もう60歳になった長女が一番元気そうであった。私が最後まで残ってくれたことを心から喜んでくれた。友人のお妹さんたち3人を激励するために、会う機会を作りたいと思った。友人の母は90歳で認知症になったものの存命である。認知症になると家族に限りない負担と苦痛を与える。60代になっている友人の奥さんの負担が大変だ。改めて「ボケ老人になるな!」をキャッチフレーズに掲げる「生涯青春の会」の活動の意義を感じる。

   ・自立せず 介護されての 長生きは 迷惑のみとの 価値観必要





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石田ふたみ