| 2005年11月15日(火) |
国及び地方の長期債務残高 |
小泉純一郎首相は15日の閣僚懇談会で、谷垣禎一財務相ら全閣僚に対し「2006年度予算の新規国債発行額を30兆円に近づけるよう指示」(15日共同通信から)したという。今回の首相の指示は国債発行の抑制方針をさらに徹底する内容となる。歳出、歳入一体で財政再建に取り組む姿勢をさらに鮮明にするものとなった。歳入面でも所得税と個人住民税の定率減税の全廃や、企業向けの特別減税措置の廃止などが並んでいる。歳出面では医療費の抑制や補助金のカットなどが焦点となろう。
このような背景の中で、唖然としたニュースが報道されていた。首相官邸が関係七省に指示した総額6300億円の補助金削減額の割り当てに対する各省の回答である。5041億円の削減を指示されていた厚生労働省は、達成率にしてわずか2%の109億円の回答なのである。補助金を削る気がないのだ。各省庁が補助金カットを渋っているのだから、官邸の“強硬措置”しか方策はないのだろう。官僚は増え続ける長期債務残高に対する責任感が全くないのだろうか。どのような流れで国及び地方の長期債務が増えてきたかを書き止めておきたい。 国及び地方の長期債務残高 (平成17年3月) (単位:兆円)
1995年末 410兆円・・対GDP比82% 2000年末 646兆円・・対GDP比125% 2003年末 692兆円・・対GDP比138% 2005年末 774兆円・・対GDP比152% ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森828 2005年11月15日
梅田千代さん(90歳)の演題は「心のおしゃれ」
11月26日のスピーチの会のメンバーは、11月6日の癒しの森に書いた。第8回スピーチの会の最後は90歳になられた梅田千代さんがスピーチする。11月6日時点の演題は「モンゴルの想い出」であった。今日ガット会に出席して家に帰ると、千代さんから電話があった。11月26日のスピーチの演題を「主題:心のおしゃれ、副題:ときめき」に変更したいとのことであった。この演題で30代・40代の女性が話をするのであれば、誰も驚かないであろう。しかし、話をする人は90歳の女性なのである。心にときめきがなかったら、このような演題にならないと思う。梅田千代さんに接するとまさに生涯青春の心を保つことができるのだ!としみじみと思う。 ・千代さんの 心のおしゃれ 今もなお 心の伝播は 青春そのもの
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