| 2005年11月06日(日) |
高齢者虐待防止法が成立:発見者に通報義務 |
高齢者虐待に関することが時折報道されていた。お年寄りへの虐待防止や発見者の通報義務などを定めた高齢者虐待防止法が11月1日参院本会議で可決、成立した。こんな法律ができること自体が社会のゆがみと言わねばならない。同法は「虐待」を次の行為と定義した。
1、65歳以上の高齢者に対する身体への暴行 2、食事を与えないなどの長時間放置の行為 3、暴言などで心理的外傷を与える行為 4、お年寄りの財産を家族らが勝手に処分する行為 そして虐待を発見した家族や施設職員らに市町村への通報義務を定めている。通報を受けた市町村長はお年寄りの自宅や入所施設に立ち入り調査ができ、地元の警察署長に援助を求めることができるなどが織り込まれている。同じ視点で何回も書いてきたが、65歳以上の高齢者の人権が紙くずのように扱われる例が多いことは、日本社会の生活文化が問われる重大な出来事と言わねばならない。 虐待とは人としての権利の侵害である。この人権侵害は高齢者だけの問題ではない。鳥取県議会が全国初の「人権侵害救済条例」を成立させた。差別や虐待に苦しんでいる人を裁判以外で素早く救済できる仕組みがないのである。そんな中で、地方単位の人権救済機関を自治体が自ら提案し、成立させたことは特記する出来事でないかと思う。条例が定める人権救済の大まかな流れはこうだ。差別や虐待などの人権侵害を受けた人は、県が新設する「人権侵害救済推進委員会」に申し立てる。委員会が調査し、人権侵害だと認めると、加害者にやめるよう説得や指導をする。さらに重大な人権侵害だと判断すれば、やめるように勧告する。従わないときは、そのことを公表できる内容となっている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森819 2005年11月6日
第8回のスピーチのメンバーが決まる
今月は早くスピーチの会の準備(スピーチメンバー)が進んでいる。11月26日にスピーチする人は以下である。明確な生活文化を持った人と新たな交流が始まることは実に楽しいことである。今日は初めて今溝恵子さん宅を訪問する。「陽だまりの家」を建設中であった。 〇土屋 宏之さん 2回目のスピーチ 塾の経営演題「 」 〇星野美貴子さん 初スピーチ 主婦 演題「 」 〇萩野玲子さん 3回目のスピーチ 演題「人生七転び八起 〇大滝 正さん 2回目のスピーチ 演題「 」 〇川上尚彦さん 初スピーチ 歯科医 演題「 」 〇今溝恵子さん 2回目のスピーチ 演題「日だまりの家」 〇渡辺比登志さん 初参加初スピーチ 自治会長 演題「 」 〇野澤芳寿子さん 2回目のスピーチ 演題「息子との葛藤」 〇梅田千代さん(89歳)2回目のスピーチ 演題「モンゴルの想い出」 *スピーチを依頼する人(11月5日現在) 和田充彦さん 3回目のスピーチ 演題「 」 滝沢清吾さん 初スピーチ 演題「 」 涌井恵子さん 初スピーチ 涌井工務店 演題「 」 津野綾子さん 初スピーチ スイミングコーチ「 」
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