『日々の映像』

2005年10月30日(日) 米政権の情報操作明るみに…補佐官起訴

 イラク駐留米軍の死者数が2000人に達した。イラク戦争を正当化してきた政権への不信は広がるばかりだ。大量破壊兵器など作られた脅威によって戦争を正当化してきたのだ。「チェイニー米副大統領の側近が28日、イラク戦争にかかわる情報操作に絡んで偽証などの罪で起訴された。更にブッシュ大統領は側近に再び捜査が及ぶかもしれないのだ」(10月29日・毎日から)という不安がホアイトハウスを支配しているようだ。

 リビー副大統領首席補佐官は、イラク戦争開戦を主導したブッシュ政権ネオコン(新保守主義派)の実力者なのだ。イラクの大量破壊兵器保有を開戦の根拠として強調したグループの中核的存在であったのだ。この政府高官が大陪審で宣誓した上での偽証だっただけに、政権への不信は深刻になって来る。ともかくイラクの大量破壊兵器などは何処にもなかった。ゆえにイラク戦争は、リビー副大統領首席補佐官ほかのネオコン(新保守主義派)の実力者たちが引き起こしたことになる。

 民主党は「政府高官が国の安全保障や法の支配より政略を優先させた。これは機密情報の漏洩(ろうえい)よりも深刻だ」(朝日から)と批判している。このようなこともあってブッシュ大統領の支持率が大きく割り込んでいる。「大統領の支持率は40%を割り込み、不支持率は50%を超えている」(引用同)状態なのだ。CBSニュースが今月初めに実施した世論調査では、「イラク戦争をやる価値がなかった」という人が64%にのぼり、「価値があった」という人の2倍になっている。ブッシュ政権は価値のない戦争に1ヵ月5000億円を使いアメリカ兵の死者を2000人も出している。これらは総て作られた情報によって引き起こされて来たのだ。詳しくは割愛するしかないが、ネオコンの思想が戦争を引き起こしたといわねばならない。
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癒しの森812                             2005年10月30日  
          風邪の季節到来あなたの対策は

 11月を目前にして風邪の予防をする人達が散見される。体力の落ちている夫人がインフルエンザの予防注射をしてところ、インフルエンザのような症状になってしばらく体調が悪かった。体力の落ちている人はウッカリ予防注射も出来ないのだ。風邪対策を含めて健康を維持するには、さまざまな情報を吸収する感覚が必要であると思う。  

 風邪の予防には水でうがいすることが効果的であることを、京都大保健管理センターの川村孝教授(内科学・疫学)らが全国調査で確かめた。「水のうがいで風邪の発症率が4割低くなったが、ヨード液のうがいには明確な予防効果はなかった」(10月28日・京都新聞から)という。この調査を行った川村教授は「古くから言われてきた水うがいに予防効果が確かにあった。海外にはうがいの習慣はあまりないようだが、その予防効果を世界に発信したい」という。ポイントは1日3回以上水でうがいを習慣に出来るかどうかなのである。これによって風邪にかかる確率がかなり減少するのである。

  ・健康は 足下にありとの 見本かな 風邪の予防に うがいの習慣



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石田ふたみ