『日々の映像』

2005年10月19日(水) 9学会喫煙は「ニコチン依存の喫煙病」と名づける

 日本循環器学会など九学会の合同研究班たばこを吸うのは「ニコチン依存症と関連疾患からなる喫煙病」であり、患者(喫煙者)には「積極的禁煙治療を必要とする」(10月18日・産経新聞から)との禁煙ガイドラインを作った。喫煙と健康被害はここで記述するまでもなく、たばこの煙は、ニコチンや発がん物質など多くの有害物質を含み、呼吸器、循環器、消化器などの病気をもたらす。「喫煙男性の妻の肺がん死亡率は非喫煙男性の妻より高く、家庭内の喫煙で子供の肺炎、気管支炎なども増える」(引用同)など周囲への影響も大きいのである。
 この喫煙者を九学会の合同研究班が「喫煙病」と定めて積極的禁煙治療を必要とするという報道であるが、説得力に欠ける内容であった。その理由は日本の男性医師の喫煙率は20%強で高いのである。(欧米の医師に喫煙率は5%前後)医師の20%が喫煙をしていて。一般庶民の喫煙者を「ニコチン依存症と関連疾患からなる喫煙病」と呼ぶことに自己矛盾があるのでないか。
 今日日本たばこ産業(JT)の喫煙者調査が報道されていた。喫煙者率は10年連続で過去最低を更新している。調査によると、
・男性 45.8%  前年比1.1ポイント減   14年連続で減少。
・女性 13.8%  前年比0.6ポイント増   4年ぶりに増加に転じた
喫煙率から推定した禁煙人口は
・男性 2281万人  前年比47万人減
・女性  739万人  前年比35万人増
合計  3020万人
 少々深刻なことを書きとめよう。女性の喫煙率が高いのは、20歳代と30歳代の20.9%なのである。最大の懸念材料は胎児への影響なのである
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癒しの森801                           2005年10月19日  

       ヤンキース・トーリ監督が続投することになった

 ヤンキースの松井秀喜のファンである。癒しの森を書き始め他2003年8月から1年余りで下記の通り15回も記述している。松井秀喜のことを記述する過程でトーリ監督を知ることになり、この人の会話の文化にいつも魅了されている。魅了される内容は、トーリ監督の「人」を讃える姿勢である。発する言葉にトーリ監督の人間性が滲んでいるように思う。
 ジョー・トーリ監督(65)が来季もヤンキースの指揮をとることになった。同監督は今季が3年契約の最終年となった松井秀喜外野手(31)について「彼が必要だ」と訴え、次の言葉でヤンキースの残留を望んでいるのである。「世界中のお金を集めてでも引き留めるべきだ。彼がいなければ地区優勝はなかった。彼が喜んでチームに戻ってくれることを願っている」と。3年契約が終了すると言っても「彼が喜んでチームに戻ってくれることを願っている」というような謙虚な言葉はトーリ監督ならではでないかと思った。

  ・監督の 人を讃える 謙虚さに 薫風さわやか 文化が滲む

2003年09月06日(土) 謙虚さのあるスター
2003年09月22日(月) ヤンキース松井100打点達成
2003年09月28日(日) 松井 ヤンキースの打点王
2003年10月07日(火) 人生の原理は美しく単純だ
2003年10月18日(土) 歓喜の松井秀喜
2003年11月11日(火) 松井にグッド・ガイ(いい男)賞
2003年11月24日(月) 松井秀喜9ヶ月ぶりに帰る
2003年11月25日(火) NHKスペシャル「松井秀喜」
2004年01月18日(日) 松井秀喜CM契約を含め年収17億円
2004年02月26日(木) 松井秀喜が「一流選手」部門の1位
2004年03月05日(金) 3月3日は松井秀喜デー
2004年03月28日(日) 松井凱旋 ヤンキース来日
2004年03月30日(火) 3月28日は松井秀喜の夜
2004年04月02日(金) ヤンキース12−1松井の活躍
2004年06月01日(火) 松井絶好調 チーム4冠
2004年07月17日(土) 松井秀喜選手の目標




 

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石田ふたみ