| 2005年10月16日(日) |
パキスタン地震の第5報:死者4万人に迫る |
パキスタンのムシャラフ大統領は15日、同国を8日襲った地震の死者が「3万8000人を超えた」と発表した。負傷者は約6万2000人、家を失った住民は何と330万人に達したという。死者数はさらに増えることは必至の情勢である。世界の自然災害の中で最悪級となった。近年の巨大自然災害を書き留めておこう。 01年のインド・グジャラート州地震・・・死者約2万人 03年のイラン南東部地震・・・死者約2万6200人 04年12月のインド洋大津波・・・死者約22万5000人
パキスタン大地震は「インド・オーストラリアプレート」という巨大な岩板とユーラシア大陸のプレートがぶつかり合う境界近くにしばしば起きるのである。巨大地震はこの地域の宿命なのである。米地質調査所などの観測データによると「この地域では活動期と静穏期を繰り返していることが判明。1889年から26年間と、1928年から25年間はともに、M7.5 〜8.5の地震が20回近く発生する活動期だった。その後の44年間は、同規模の地震がわずか2回だけになったが、97年以降の9年間は、沈黙を破るように既に9回も起きた」というから活動期に入っているのだ。
よって、これからの10年で今回のような巨大地震が10回起ると考えなければならない。 地震が起るたびに10万人近くの死傷者を出す生活環境を根本的に改めるべきではないかと思う。単純な考えと一笑に付されるかもしれないが、この地域はモンゴルのゲルが最適な建物といえると思う。15日に書いたように建物が崩れ落ち、800人の高校生が全滅するような悲劇は、教室がゲルであったら1人も死ぬことはないのである。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森798 2005年10月16日 スピーチする人達との懇談 今日はスピーチを依頼した4人に会って多少の懇談をする。最初は新潟大学工学部3年生の女子学生のAさんであった。Aさんが大学を卒業するまで10回余りのスピーチを行えば、この人にとって計り知れないプラスになるとの確信がある。Aさんにスピーチの提案をした時はビックリしていたが、わたしの趣旨を理解してスピーチに参加することになった。 2人目は75歳のご婦人のBさんである。和裁の教室を長年経営してきた人でBさんの立ち振る舞いに生活文化が滲むすばらしい婦人である。スピーチを快く引き受けていただいた。この人の心の様相はまさに生涯青春そのもので、この回のスターといっても言い過ぎでないのである。 3人目は50代後半の家庭婦人Cさんであった。第6回のスピーチの会にご主人と2人で初めて参加していただいた方であった。ご主人を知っていたので、メールでスピーチを依頼してあった。今日訪問して快くスピーチを引き受けていただいた。4人目は50代全般の男性で、2回目のスピーチの人で詳しくは省略したい。 今回のようにスピーチをする13人の内、初めてスピーチに参加者するが6人も入ると、新鮮な息吹が渦巻くのである。
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