『日々の映像』

2003年06月26日(木) 「無保険船」入港拒否の新法案

 昨年12月、茨城県日立港で北朝鮮の貨物船(3144トン)が座礁した。船の油の抜き取りを含めた撤去費用が「6億5000万円」も掛かるという。この撤去費用が、日本の税金によって支出されている。北朝鮮の形式上の船会社がこの費用を払うはずもなく、これほどいまいましい話はないと思う。

 現在全国で12隻の外国船が座礁して放置されている。いずれも、船主責任保険に加入していない。これまで撤去された船の費用は、国と自治体が負担して来たのだ。国土交通省は「入港に際しては原則保険加入を義務化し、無保険船は、荷受業者などが賠償責任を保証しない限り入港を拒否する方針を固めた」という。このため、今年中に「無保険船規制法」をまとめ、来年の国会に提出する。
 
 保険加入状況を調査したところ、北朝鮮の船舶は来航した1344隻中保険に入っていたのは、38隻とわずか2・8%に過ぎないことが判明している。そして、座礁するとそのまま放置ではどうにもならない。どうすれば良いのだ。答えは「どうにもならない」だ。

 将軍様一人を崇めさせ、あとは命令だけの社会では、食べる食料すら満足に生産できなくなって来ている。今の体制のままを、世界が許して行くだろうか。

 < 過去  INDEX  未来 >


石田ふたみ