| 2003年06月09日(月) |
万景峰号、新潟入港を中止 |
今日,新潟西港に入港する予定だった北朝鮮の貨客船「万景峰92」は、出港を中止し新潟入港を取りやめた。日本の関係機関が空前の検査・監視体制を敷いたことを受けた処置である。5月28日に書いたミサイル部品を運んでいたことは、これまでの警察当局の捜査で明らかになっていたという。
北朝鮮は運行中断を「日本当局の不当な策動」(8日・毎日から)と非難している。問題がなかったら、堂々と入港すれば良いのだ。更に同船の検査強化が「制裁の始まりとなるなら、事態は予測できない状況へ転じ、(戦争の状況に転じるとの脅し)その結果は破局的なもになるだろう」といっている。
この声明は、海外同胞援護委員会の名で出されているが、内容からすれば北の当局者が言っているのと同じである。北朝鮮は今までも「経済制裁は宣戦布告とみなす」と繰り返し強調して来た。日米を相手に戦争をしようとでも言うのか。
北朝鮮の脅威を必要以上に騒ぎ立てる必要はないと思う。例えば、問題になっている万景峰号(9672トン)のエンジン・エレベータ他主力機器はほとんど日本製なのである。北朝鮮は1万トンクラスの船舶ですら自国の技術だけでは作れないのだ。(余録で補足)
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