| 2003年06月07日(土) |
ロシア強権政治の代償 |
ロシアの行政関係者、兵士、民間人が、どれだけテロの攻撃にあって死亡するのだろう。昨年のモスクワ劇場占拠事件では、百数十名の死者がでた。昨年の暮れにはチェチェン共和国の庁舎が爆破され200人余りの政府職員の大半が死傷した。5月12日にもチェチェン西部の町の行政庁舎が爆破され170人の死傷者を出している。この日以降もチェチェン人によるテロ攻撃が下記の通り続いている。
5月24日 チェチェン南部べデノ地区に2件のテロ、連邦兵士14人死亡。 5月30日 チェチェン首都で仕掛けられた地雷をバスが踏み爆発、13人死傷。 5月31日 チェチェン西部境界近くロシア軍列車が攻撃を受ける。 (モスクワAFP通信によれば、5月末3日間のテロで70人が死 亡とある) 6月5日 チェチェン隣接地ロシア軍バスに自爆テロ、パイロットら31人死傷。 6月6日 チェチェン首都でアパートが爆発、11人死亡 チェチェン人の抵抗によって、ロシア人はどれほどの犠牲をこうむるのか、その理由は抑圧という歴史的な強権政治の代償だ。モスクワ内務局は、SARS感染防止を理由に500人の中国人とベトナム人を市から強制退去させた。これもロシアの強権政治の一例だ。
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