MOTOYANの日々題
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2022年01月17日(月) 水島新司さん逝去

漫画の水島新司さんが亡くなった。昭和の後半に野球漫画を数多く輩出して子供のみならず大人たちにも「目からうろこ」の話題を提供して野球ブームを盛り上げた。
大学時代のアルバイト帰りに深夜前に駅の売店で買う「週刊〇〇」は発売日の前日ということでプラチナ化していて帰りを待ちわびている友人が多かった。読み終えると次の号が楽しみでたまらなくなる依存性を引き起こす連載漫画だった。
ドカベン、野球狂の詩、あぶさん、男どアホウ甲子園などチャンピオン、サンデー、ビッグコミックなど多くの週刊漫画雑誌に連載され、売り上げのかなり貢献していた。
景浦安武、山田太郎、水原勇気と聞けば誰でもわかるほどの架空のヒーロー達だった。そんなことで野球界にも造詣が深く、野球殿堂特別表彰に推挙されたが辞退したエピソードもある。
現在では、野球漫画といえばタッチやナイン、クロスゲームなどのあだち充さんが有名となっているが、あの頃の水島野球漫画は異常な人気だった。
巨人の星から続く野球漫画も最近はプロ野球と同じほど衰退しつつある。子供たちが野球をやらない(正確に言うと野球ができない)のが原因の一つだろう。公園など野球禁止の場所になり、親ができないから子供とのキャッチボールもままならなくぃ。昔の大人は全員野球は上手だった。
VRを使った野球でプロ野球選手は誕生しないだろうか。選手養成アプリとか選手養成ゲームを作ってみてはいかがだろうか。こんな夢をかなえてくれるのが水島野球漫画だった。


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