MOTOYANの日々題
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2021年10月26日(火) 下弦の月

夜の10時に東の空から月が上がってきた。月齢は20で半月よりも少しだけ弦が膨らんでいた。秋の空は空気が澄んでいるのできれいに見えた。
中学生のころに理科の試験で上弦の月か下弦の月かを答える問題が出たことを思い出した。当時はまず「弦」の意味がよくわからず、1か月のうちに半月は2回あることは理論的にわかっていたが、答えるのは容易ではなく、地学は「面白いが、難しい」という先入観を抱く原因だったかもしれない。
子供から大人になって、大人を長くやっていると月の欠け方は何度もみてきたので深夜に出て明け方に南中し、昼に沈んでいくのは「下弦の月」でその逆は「上弦の月」と一発で答えられる。
吉田拓郎の「旅の宿」で♪上弦の月だったっけ 久しぶりだね月みるなんて♪と歌われている。夜にお酒を飲みながら観る半月で上弦の月ならば西の空に沈んでいく月を観ていることになる。ところがその時間帯が深夜に近くて東の空にある月なら下弦の月だから、「だったっけ?」は「いや、違います」と言われそうだ。歌詞をよく見ると旅の宿でお風呂上りの女性と飲んでいるのでそれほど遅い時間ではなさそうなので上弦の月で正解だ。
今日はH2A44号機が種子島から宇宙へ向けて飛んだ。日本版GPS衛星を軌道に乗せて成功だった。内之浦から上がる予定のイプシロンの日程もまもなく発表されるだろう。またH2ロケットの後継機H3ロケットの打ち上げも迫ってきているのでこれからも東南の空を注目することが多くなるだろう。


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