MOTOYANの日々題
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| 2021年07月20日(火) |
温泉めぐり(まつもと温泉) |
公営の運動施設である平野岡体育館に併設された松元地区唯一の温泉で30年前に掘削された。旧松元町の運動施設である平野岡健康づくり公園はm運動場は少年ソフトボール、体育館は卓球の聖地でそれらに携わった人は何度も利用したことだろう。 20数年前に一度だけ利用したことがあり、久しぶりに訪れたが施設に全く記憶はなく初めての感覚だった。受付で390円のチケットを買って奥に進むと浴室があり、浴槽は熱めとぬるめに分かれていて電気風呂、うたせ湯、ミストサウナ、水風呂が独立していた。 以前に利用したときにかけ流し温泉なのに循環式でよく経験する「カルキ臭」が強かった記憶があったが、今回は気にならなかった。公衆の浴場だから塩素剤による殺菌は義務化されているが、それを強く感じると気分が落ち着かない。プールを利用しているようだ。塩素剤が変わったのか最近はどこでもあまり感じないような気がする。加齢で臭覚が衰えたのかもしれないが。 泉質は単純アルカリ泉で柔らかい感じでぬるめのお湯とよくマッチしていた。洗い場のシャワーの調子もよくて施設的には古い割にはメンテが施されていた。 昼過ぎの利用だったためか、利用者はすべてお年寄りでまったりとした雰囲気が漂っていた。飛び込みで利用するものにとっては、この雰囲気は苦手だ。浴室に入ったとたんに先客が一斉に視線を送り、誰が入ってきたのか?というまなざしで見られる。すると軽い会釈をせざるを得ない。常連の人が多いのかあいさつが始まる。「こんにちは」と発して入るのはもっと田舎の小さな温泉だけにしたい。 ジロジロと見られているかのような被害妄想に陥る温泉が時々ある。その時は早々に湯から上がる。今回はわずか20分の滞在だった。
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