MOTOYANの日々題
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| 2021年07月02日(金) |
左用クラブを1本追加 |
雨の影響で楽しみにしていた二つのスポーツイベントが順延となった。 プロ女子ゴルフ国内ツアーの資生堂レディースオープンは関東地方の雨で昨日に続いて中止となり、2日間競技に変更された。明日も雨予想で大会が中止になる公算が高い。 もう一つは、ニューヨークでのヤンキースとエンゼルス戦で4連戦の最終戦が8月16日に延期された。 兵庫で行われていた女子ゴルフステップアップツアーと男子ツアーの日本プロゴルフ選手権は、時折雨に降られながらも予定通りに行われた。 ステップアップツアーは初の4日間開催の最終日で服部真夕選手が優勝した。本ツアーで5勝の実績があり、ベテラン選手だがここ数年間は思うような成績が残せずにシード権も失なっていた。 グリーン周りのアプローチに悩み、ウェッジ、パター、ウッドなどいろんな手段を使ってみてもなかなか自信が取り戻せずにイップスに陥っていた。そして試行錯誤して出した結論が「左用の56度のウェッジでのアプローチだった。練習を積んで今では50ヤード以内のアプローチはサウスポーに変身して結果を出し始めた。右利きがあえてその大事な部分だけを左利きになるのだから、彼女の悩みがいかに大きかったかが理解できる。 スコアをよくする秘訣はアプローチにある。1パットでおさめられる位置までボールを運べると1ラウンドで10くらいは縮められる。逆にアプローチがまずいと10オーバーは覚悟しなければならない。 ゴルフのスイングは、からだ全体や腕の回転でボールにクラブを当てるようにしなければならない。初級者は手首から先の操作でボールをヒットさせようとする。時々当たっていい結果になるが、ざっくりやチョロ、トップが交互に繰り返される。特に右利きの人は右手や右腕が動作を支配し過ぎて、右だけの打ち方になって不安定となる。 服部さんもそこに迷って器用に動かない左腕を 右腕主導で動かせる左打ちにしたのではないかと思う。実際に左打ちの素振りをしてみると右腕が使いにくいので振り子運動や回転運動でしか打てないような感じだ。 では、次回から左で打つと決めても相当な練習を積まないと当たらないような気もする。 テレビ中継を興味深く見ていたが、きっちりパーオンするので50ヤード以内のアプローチ一度もなかった。パー4の3打目はアマチュアはアプローチでラウンド中の20回近くあるが、プロは2打目をミスしないので1ラウンドで数回しかないようだ。
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