MOTOYANの日々題
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| 2021年05月27日(木) |
朗希、甲子園で初勝利 |
ロッテの佐々木朗希選手が初勝利をあげた。内容は5イニング4失点でまだまだだが、打線が奮起して逆転して中継ぎと抑えの投手が頑張って勝利投手が転がり込んだ感じでもあった。 岩手の大船渡高校出身で陸前高田市に住んでいるときに津波で父親と祖父母が犠牲になった。「令和の怪物」と言われるほど注目され、プロ入り2年目での初勝利だった。エンゼルスの大谷選手に引けを取らない素質があることは多くの専門家も認めているが、プロ選手としての体力面が懸念されてこの1年間は基礎トレーニングに明け暮れてきたそうだ。 150k越えのストレートとスライダー、フォークを使って組み立てている。低めにコントロールされるストレートに打者は差し込まれてファールがやっとという感じだが、キャッチャーのサインなのか長打が怖いのか、アウトコースへの投球が多すぎて右方向に痛打されていた。内角で勝負ができれば簡単には打てないと思う。変化球は鋭い変化をするし、低めにコントロールされている。しかし、下に落ちるように変化するはずのフォークが縦・横方向にランダムに変化するので打ちにくいのと同時にキャッチャーが捕りにくい。ワイルドピッチやパスボールが怖くて走者が三塁にいると使えないのでアウトコースのストレートになる。打者もプロだからそこに絞って待てば打ちやすい。 計算のできる投手になるには、まだ時間がかかるだろう。1軍は練習場所ではないのでファームで内角を攻める練習と変化球の精度を上げてくれば、きっとロッテのエース、オールジャパンのエースになると思う。 初勝利の記念ボールを「両親に贈りたい」とインタビューで話していた。父親を亡くし、母親一人で育てられた子供が両親にという言葉を使う優しさや人間味もあるので今後が楽しみだ。
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