MOTOYANの日々題
DiaryINDEX|past|will
「他県には行かないでください。他県から来ないでください」という小池都知事の叫びが聞こえる中で県境を越えるということがなぜ不合理なのかと思うこともある。すんくじら(隅っこ)の地にいると不要不急ではないが、それに近い用件で越えることは許されるだろうと理由づけて北上した。 急ぐこともなかったので沿道の景色や新緑、花を楽しむために高速道を使わずに一般道でのんびりと進んだ。初夏の訪れも近いと思わせるような晩春の風景は、いつも変わることなく、車窓から入る風も心地よく、ひとり旅でも退屈することのない旅の醍醐味を味わった。 昨年の夏に大洪水に見舞われた球磨・芦北地区は特産のミカンの木に花が咲いて、道の駅では、みかんの最終打者の甘夏が売られていた。それは夏に高い山で残雪を見るかのようだった。定番の田浦の「太刀魚丼」を食べてさらに北上した。昼食にそれを食べるために一般道を選んだというのも正解かもしれない。 都市部に入るとさすがに行動も慎重になる。車の窓を閉めて、内気循環でエアコンを入れて、必要以上にものに触らないなど感染防止対策をとる。 目的地は、福岡の中心部ではなく、カササギの生息する福岡でもローカルな地だから、数日それほど出歩くことはせず、用を済ませるまで滞在することにした。
|