MOTOYANの日々題
DiaryINDEXpastwill


2020年10月22日(木) 最後のファクシミリ受信はいつだろう?

パソコンとつながれているプリンターはファクシミリ兼用タイプでかなり古くなってカラーインクのノズルが詰まってモノクロ専用になっている。カラー印刷は通常では必要ないことが実証されて不便は感じない。年賀状を作成するときにあればよいかな?という程度だ。
その前にファクシミリを最後に受信したのはいつだろう?ということが頭をよぎった。自動切り替えにしていないので在宅していないと受け取れないこともあるが、ここ4・5年は記憶がない。送信は、ゴルフ場へラウンドメンバーを知らせるのに使うこともあるので年に2・3回使っている。
ファクシミリを初めて見たときは、電話で文字や絵が送れる画期的な通信手段に驚き各事業所や各家庭では連絡用に必須のアイテムだった。連絡をする方は紙にサインペンのような黒くて太い筆記具で手書きで内容を書いて一斉に送信できるので便利だった。その後はワープロで作られた文書を送付するのにも使われた。ご丁寧に送信票までつけてビジネスの世界でやり取りがされた。
インターネットの普及でファクシミリは、メールやSNSでのやり取りに代わり、ほぼ使われていない。インターネットの波に乗り遅れた事業所や管理者が使っていたようで特に学校関係や地方自治体では、今でも使われている。「FAXで返信してください」という指示がそこそこあった。
今回のコロナ騒動でデジタル庁ができる前にオンライン〇〇が普及し、乗り遅れていた人たちがやっと目覚てインターネットの便利さや必要性が理解できたと思われる。よって今後ファクシミリでのやり取りはますます減少していつかは消滅するツールかもしれない。いろいろなプロフィール調査でいまだにFAX番号を記入する欄があるのには閉口する。もう固定電話もなくなる時代と思う。


MOTOYAN |MAILHomePage