MOTOYANの日々題
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2020年10月19日(月) 稲森君、おめでとう

男子プロゴルフの4大メジャーのひとつ日本オープンを稲森プロが2年ぶりに制した。生涯の2勝がいずれも日本オープンという珍しい記録で優勝賞金3500万円を獲得した。
2位は1打差で賞金は約半分であり、1打1千万円以上という恐ろしい競技だと思う。一つのチョロや一つのパットも無駄にできないわけでラウンド終了後はほとんどの選手が後悔する一打があることだろう。
この稲森君は、実家がゴルフ練習所ということもあり、幼いころからゴルフに近かったのだろう。5年連続フェアウェーキープ率1位という曲げないショットは有名で最近は飛距離も出てきたのでこれからも楽しみだ。
20年ほど前、いつも行くゴルフ場で毎回のようにラウンドしている小学低学年の稲森君をみていた。レッスンプロでもある父親と大人二人一緒にラウンドしていた。上手な子供がいるものだ。将来はプロゴルファーだろうなと話していたものだった。
クラブハウスで話しかけると「おじちゃんたち、今日はいくつで回ったの?僕は72だった」とあどけなく?生意気に?、ぐさりと刺さる言葉を聞いたものだった。
時は過ぎて、娘の高校時代の友人が彼と中学が同級生だったらしく「気弱でおとなしい、無口な子」だったと聞いた。あの幼いころのまま成長しなくてよかったとほっとした。
優勝インタビューでも静かに謙虚に語る姿がみえて、ゴルフが彼を成長させたのかなとそれとも本来の人となりかなと思うことだった。
彼は知らなくてもこれまでの人生の中で彼を知っている人は多いから、今後の活躍をみんなで期待したい。ちなみに女子ゴルフの勝みなみプロも前後の組で回ったこともあるし、お話したこともある。もちろん彼女は覚えていないのだが、こちらはしっかり覚えている。


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