MOTOYANの日々題
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2020年05月25日(月) |
テレビに映りこむもの |
今年の大河ドラマ「麒麟がくる」では、武将明智光秀が主人公となって進んでいる。スタジオやロケ地で収録して1回を45分に編集して放送されている。 時代設定は500年前の安土桃山時代であり、現在の景色とは全く様子が違う時代だ。 電気がないので電柱と電線がない、車もないので道路に舗装されず、タイヤの跡、わだちがない、遠くの山も近代的な建物や人工のものがない、空には飛行機雲がないなど屋外のロケ後はチェックと編集が大変だろうと想像できる。 2年前の西郷どんでも錦江湾にはフェリーも船も桜島の建物もすべて消されていた。 リモートで番組を続けているもので気になるのが、救急車の走るサイレンがよく入ってくる。いかに救急車要請が多いかよくわかるがリモートライブのため音を消すことができない。 ポツンと一軒家も最近はマンネリ化してきてつまらなくなった。その理由の一つにやらせ感が見え始めたこともある。たとへば一軒家へ向かう時に車一台しか通れないような山道を紹介し、ガードレールもなく超危険な道としている。そしてやっとの思いで近くまでたどり着いて、車を置いて歩いて家まで向かう。 なぜこんな車で行けないところに住居が?とロケがはじまる。しかし、ロケ中に映してはいけないものが、時々映り込む。それは大型トラックでしか運べないショベルカーなどの重機だ。車では行けない場所と言っておきながら、整合性が失われる。 他にトラックが入れる別の道が(こちらが正規の)あり、ロケ隊はわざわざ裏道を通て来たのでは?とかんぐる。 所詮、バラエティー番組だからそれでもいいのだが、なるべく視聴者の期待を裏切ってほしくない。次に観る時は、初めて会う人の胸にマイクがついていないかもみてみよう。 やらせがあって当然だ、という見方をすれば腹も立つまい。
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