MOTOYANの日々題
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新型コロナウイルスとほぼ同時にネット上に登場している「アマビエ」、甘えびが旬を迎えてもてはやされているのか、食べたいな!と思っていた。ところがよく見て読んでみるとエビではなく、ビエではないか! 半人半漁の妖怪で豊作や疫病などの予言をしてくれるらしい。新型コロナの鎮静化を祈って各地で人形やイラスト、お菓子などが出回っている。薩摩焼の窯元であの沈壽官窯でも置物の販売を始めた。 ゲゲゲの鬼太郎にも登場する妖怪で熊本出身となっている。妖怪に詳しいわけでもなく、そこまで思い入れもないので知らなかった。(甘えびは食べ物だから知っていた) ただ、「一反木綿」は登場する頻度が高いので知っていた。鹿児島の大隅半島出身であり、夕暮れに飛んできて人を襲うという伝説から、遅くまで外で遊ぶ子供たちを怖がらせていたそうだ。 近所の子供たちが、学校の終業時間に合わせたように午後4時を過ぎると外に出てきて道路で遊んでいる。それまではほとんど声も聞こえない。小学生にとっては学校の先生という一反木綿が大きな存在になっている。先生が子供にとって妖怪であるうちは、世の中も安泰だろう。
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