MOTOYANの日々題
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2006年02月01日(水) 100歳の精神科医

オウム真理教の松本被告が,「拘禁による精神障害の特徴をはっきりと示しており、訴訟能力を完全に喪失している」と接見した精神科医が所見を述べた。もともと精神障害があったのではと思われる行為により,拘禁されてもう久しい。人間の精神力の限界を超えているのだろうか?

このニュース記事を見て目を疑った。接見した精神科医:秋元波留夫先生は,金沢大学名誉教授で1906年生まれで100歳。「診断能力を全く喪失していない」ことに驚く。調べてみたら『99歳精神科医の挑戦』という著書があり,88歳の米寿の祝いにコンピュータを所望、以後、コンピュータの勉強を始め、100歳の今、5台のコンピュータを駆使して、毎日、長時間、執筆、メール、インターネットでの文献作業をされているというスーパードクターだった。

長生きの秘訣を聞かれて,「自分を年取ったと思っていないからね、まったく返答のしようがありませんね」と気持ちは30代とか。そしてもう一度恋がしたい、と(これは84歳の時の発言)「いゃあ、困ったな。実は本音だから!」と老いることを忘れてしまっているようなお方であった。

孫のような50歳の松本被告は,質問に全く反応しないということで訴訟能力はないと判断された。長引けばますます難しくなるだろうし,秋元先生にも残された時間はそれほどないのではないだろうか。


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