MOTOYANの日々題
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保健の授業で心肺蘇生法の単元に入り、高校1年生を対象に実習をやった。ハイテクな人形を使って模擬体験ということになるが、一通りテキストで要領を説明してからやらせるのだが、これがなかなかうまくいかない。「だれでもいいからやってごらん」といっても出てこない。指名してやっと出てくるものの、ただ突っ立って自信なさそうにしている。みんなに見られていて失敗したらどうしよう、という気持ちなのだろうか。男子生徒の方が消極的だった。 人形を相手にしてこんな調子だから実際に必要に迫られた場面に遭遇したら不安になる。しかし、人間は切羽詰れば、なんとかやれるものだと思う。「だめでもともと」という開き直ったら強いものだ。少しの知識と技術があればできるにちがいない。
大学時代に応急処置の実習があった。千葉の館山の海岸で4kmの遠泳実習のついでに砂浜で人工呼吸をやった。そのころはハイテク人形はなかった。生身の人間を使って同級生同士でやらされた。「タオルを持って集合」の号令にタオルを何に使うのだろう?と思いながら集まるとマウスツーマウスを呼吸をしている者同士でやらされ、タオルは直接口をつけるわけにもいかないので口と口との間に挟む道具にされた。もちろん男同士、真面目にやった人が何人いただろうか?
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