MOTOYANの日々題
DiaryINDEXpastwill


2002年05月04日(土) ぶえんは、いんやはんどかい?

薩摩半島の最南端、枕崎は、かつお漁港として知られている。遠洋漁業の基地として沿岸漁業の水揚げ場として「港町ブルース」にもうたわれている。幼少時代にその隣町で過ごしたので魚には縁が深かった。刺身は「さば」、干物は「腹皮」と決まっていた。(腹皮とは、かつおの腹の部分を干したもの)

「ぶえんは、いんやはんどかい?」という今のTVでのCMでも流れているが、魚売りのおばさんたちが毎日のように南薩線に乗って行商に来ていた覚えがある。そのおばさんたちが話す言葉は、隣町でありながら全く理解できないアクセントとイントネーションであり、異人さんが住んでいる町ではないかと思っていた。

「ぶえん」とは新鮮な生の魚、刺身にするのに適した魚のことで干物ではない魚のことであり、「いんやはんどかい」は「必要ではありませんか」に「買っていただけませんか」の意味がこめられている。

「ぶえん」の意味はわかっていたが、その語源がやっと理解できた。枕崎の市民劇団「ぶえん」のTV取材の番組でその語源を語っていた。「無塩(ブエン)」、つまり魚に塩をふりかけていない生の物という意味らしい。

新鮮なさしみが美味しい季節となった。カンパチ、ブリ、イカ、タコ、アジと近海ものが、好きだが、やはり、NO1は、幼い頃から飽きるほど食べている「サバのぶえん」だ。


MOTOYAN |MAILHomePage