MOTOYANの日々題
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2002年04月22日(月) ユーティリティープレーヤー

近鉄の五十嵐選手が、珍記録を達成した。「全打順ホームラン」だ。一昨年には、「全ポジション制覇」を達成している。ロッテに平成3年に入団し、オリックス・近鉄と3球団に移籍して生涯本塁打は、たった26本というからすごい記録だと思う。

中村や松井のようにガンガン打つなら、3・4番に固定だし、足が速ければ、1・2番、特徴が無ければスタメン落ちのはずなのにレギュラーに居座り続けることができたのは、「こだわりのない、使いやすい、守備のできる選手」だからだろう。昨年、最初で最後の4番でのホームラン以来、昨夜は8番でのできごとだった。

草野球や高校野球でも、どのポジションをも守れる選手はめったにいない。私も長い野球経験でセカンドとピッチャーとレフトは守ったことがない。遊びも含めての話だ。これがプロの選手でありながら、すべてのポジションをやったことがあるなんて信じられない。だいたい、一つや二つはできないポジションがあるはずだ。だってお客さんからお金をとってプレーするプロ野球だから。

五十嵐選手もすごいと思うが、梨田監督の「粋」な計らいも忘れてはならない。おそらく記録のことは知っていて、8番に起用したのだろう。

文句も言わず、どこでもこなせる器用な五十嵐選手こそ「ユーティリティープレーヤー」と呼ぶに値する。こんな選手を持つ指揮官は、「困ったときの…」でやりやすいと思う。


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