MOTOYANの日々題
DiaryINDEXpastwill


2001年11月06日(火) AC?、JARO?

 「昔、浦島太郎は亀をいじめている子供たちを叱って亀を助けてあげました。今は亀をいじめている子供たちをみて見ぬふりをするだろうなぁ」「子供から逃げるのは止めましょう。♪AC〜公共広告機構です。」夜10時頃、ラジオから流されるCMです。以前は「この世界で一番大切なものは、家族です。♪AC〜公共広告機構です。」と流れていた。

 「ジコ虫」や育児放棄「チャイルドマザー/チャイルドファザー」など多くの新語を作り出している公共広告機構は、「広告を、営利目的のためだけでなく、公共のためにも役立てようと全国の企業が集まった団体です。人々に広告で直接呼びかけることで、より住みやすい社会をつくるために貢献していきたいと願っています。」と設立の趣旨を述べている。人によっては耳の痛い文言を聞かされているでしょうが、前からこの団体の目的は何だろう、と思っていました。

 広告というのは、出す側が、利益を上げることが前提であって、このような広告からは利益は生まれないと思っていた。しかし、多くの企業の集まりで社会貢献の意味でやっていることがわかりました。また、各企業から出される環境対策レポートも目を通したことがありますが、この企業は、環境問題に関しても十分な取り組みをやっています。などと本当かよ?と思わせるような美辞麗句を並べていました。

 もうひとつよくわからないのが、JAROです。調べてみました。
============================================================
JARO(ジャロ)とは、社団法人「日本広告審査機構」の英文名 Japan Advertising Review Organization, Inc. の略称です。
JAROは「悪い広告をなくし、正しいよい広告を育てたい」という広告界の念願で、広告主や新聞社、出版社、放送会社、広告会社それに広告製作会社など広告に関係する企業が自ら集い、昭和49年10月に誕生した民間の広告自主規制機関です。
そして今日まで、消費者に迷惑や被害を及ぼすウソや大げさ、誤解をまねく広告を社会から無くし、良い広告を育む活動を行っています。消費者からの苦情や問い合わせをもとに、JAROは公平なスタンスで広告を審査し、問題のある場合は広告主へ広告の改善を促しています。
広告の社会的責任がますます重くなってきている現在、JAROの使命は、いよいよ重要になってきています。
============================================================
 ただ、広告といってもいろんな種類のものがあって、利益を生みためだけのものではないことがよくわかった。広告は、自己アピールと考えましょう。


MOTOYAN |MAILHomePage