MOTOYANの日々題
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「先生の 笑顔は僕らの 宝物」今日付けの新聞に中学校3年生が、投稿していた俳句?だ。「教師の資質」という特集で先生の笑顔でとても気持ちがなごんで、心がいやされる。という内容だった。
人と人のコミュニケーションで大切なことはいっぱいあるだろうが、私のように内気で内向的で思っていることの半分も言えないような人間にとっては、初対面のときに限らず、相手の顔色はその後の会話に大きな影響を与える。笑顔でいてくれたら、自分のほとんどの部分を相手にさらけ出してもいいと判断して、会話も弾む。ところが、むずかしい顔や起こったような、機嫌の悪そうな顔をみてしまうとついつい、警戒心を抱いてします。
まだ、ひとり前の大人として成長しきれていない中高校生にとっては、「先生」が怖い人として存在しなくなった現代においては、友達や近所の知り合いと同等で自分に都合のいい先生は受け入れて、そうでない先生は無視する傾向が出てきている。とても残念なことだ。権威で生徒を動かせる時代ではないので数歩譲って、人と人との付き合いで大切な「笑顔」が大きな武器になるだろう。笑顔で怒ることのできる先生をめざしていくことにしよう。私たちが中学生の頃は、先生の機嫌をとらないとまずい時代であったが、今は、先生が生徒の機嫌をとる時代になりつつある。世の中にひとつやふたつくらいは、怖い人が存在していてもいいように思うのだが。
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