MOTOYANの日々題
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ヤクルトの優勝で今年のプロ野球が終わった。ヤ−ヤの日米ワールドシリーズでもあれば楽しみだけど実現まで後何年かかることだろう。いよいよストーブリーグが始まる。ドラフトの目玉は、寺原投手で日本8、メジャー2球団が名乗りをあげているらしい。眉毛をそり、甲子園に出場したところ、最初から「メジャーには行かない」と宣言するあたりもいかにも田舎の素朴な少年という感がある。そんな野球少年が1ヵ月後に億単位の契約金でいずれかの球団へ進むのである。
もうひとり、目玉選手がいる。三菱重工長崎の杉内投手、かつて鹿児島実業のエースとして甲子園優勝を経験した左腕である。意中の球団はダイエーらしく指名されなければ社会人を続けるらしい。ダイエーは当初から杉内を第1位指名の予定だったが、寺原の出現で2位指名の可能性が出てきた。つまり、他の球団が杉内を1位指名したらどちらも取れない可能性があるわけで、杉内サイドから「指名されなければ社会人」という牽制球が投げられているわけだ。
新人を育てることのうまいチームとそうでないチームがあるので最初は育ててくれるチームに所属し、FAで注目されるチームに移籍というのがいいかもしれない。またはメジャーリーグへの道もあり、選ばれた若者達は昔に比べて幸せである。
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