MOTOYANの日々題
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2001年10月05日(金) 快音、騒音、安眠

 たたけば、直っていたテレビがついにご臨終を迎えたようだ。今日は100叩きの刑でもダメだったらしい。朝から「バン、バーン」という音に近所は何だろうと思ったかも知れない。

 いつも聞き流している音も秋の夜長に耳を澄まして聞いているといろんな音が聞こえてくる。救急車の音がやけに多く聞こえる。季節の変わり目で体調を崩す方が多いのだろうか?秋の風物詩になっている「虫の音」はなかなか聞こえない。少し早いのだろうか。鈴虫やコオロギの鳴き声?は風流なものとされるが、聞き様によっては、騒音ともとれる。夏のせみの声さえもうるさいと感じることもある。

 その時々の状態で快い音もそうでなくなることがある。音楽もジャンルの違いによって好き好きでクラシック音楽を騒音と感じる人もいるだろう。人の声も同様で「お聞き苦しい」声もいっぱいある。私の声は催眠術に近いらしく、生徒がよく眠ってくれる。保健の授業ということで午後に置かれていることもあるが、うとうととしている生徒をみるととてもうらやましい。授業中に襲ってくる睡魔ほど気持ちいいものはないということを知っているから。

 「春眠、暁を覚えず」ということばは、現代では通用しない。生活様式の変化で「年中、暁を覚えず」状態がこの世にはびこっている。


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