週末に行われる文化祭、中3が毎年、英語劇を披露してくれるが今年は新たな試みとしてOHPで字幕スーパーを流すそうだ。家に帰ってみると部屋中にOHPシートにプリントされた「走れメロス」の日本語セリフが広げられていた。監督担当の夏輝によると翻訳の紙は配られても場内は真っ暗で読めない。特に中1、2は英語が十分理解されてないので英語劇は面白くない。というのが新企画の始まりだそうだ。 毎年、新しい企画が行われ演劇以上に楽しみなことである。文化祭がお祭りへ移行しつつある中でみんなであみだした企画を実践する楽しさを感じてくれれば文化祭は大成功だろう。他にどんなアイデェアが出てくるやら、だいたい経験から言うと初回は失敗に終わり、「企画倒れ」になってしまうのがTV放送局作成のものとおおきく異なる点だ。「失敗は、成功のもと」失敗を見るのもまた楽しい。 君らの文化程度をしっかり見ておくからね。