MOTOYANの日々題
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きょうは「防災の日」、奇しくもその早朝に新宿歌舞伎町で雑居ビル火災はあり、44名の命が失われた。
1923年9月1日午前11時58分、関東大震災が発生した。死者9万1802人、行方不明4万2257人、倒壊、焼失家屋13万軒余りの被害をもたらした。1961年に政府はこの日を防災の日と定め、今日を中心とした「防災週間」には、全国各地で防災訓練や、防災施設の点検などが行われる。
災いは、忘れた頃にやってくるといわれるが、突然にやってくるものだ。台風はある程度予想はできるが、火災、地震はいつ起こるかわからない。常にそれに対する準備が必要だ。準備といっても災難から逃れ、被害を最小限にする程度しか準備できない。たとえば、骨折をしたときのために副木を持ち歩く人はいない。
火災報知機や消火器、消火用スプリンクラーなど使われないほうがいいものであり、設置することはマイナス投資となる。「万が一のために」のもので「転ばぬ先の杖」だろう。この事故を契機に消防の査察が厳しくなるにちがいない。
一日に交通事故で25人、自殺で70人の命の火が消えている。いつやってくるかわからない災いにマイナス投資でも仕方ないから準備を怠らないようにしましょう。
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