MOTOYANの日々題
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合宿で宿泊している、金峰町「いなほ館」。第3セクター方式の温泉・プール・宿泊施設で3年前に建てられた。1億円の「ふるさと創生資金」の頃から各地方公共団体は温泉掘削に試み、8割の確率で成功した。周囲の市町村にも同じような施設があり、地域住民の健康増進・憩いの場となっている。
このように営利を目的とせずに多少の赤字は覚悟で運営されていると思うが、1年を通して計算するとかなりの赤字というのが実情ではないだろうか。夏休みにもかかわらず、客室はほとんど空室、温泉も時間帯によっては貸しきり状態、従業員のほうがお客さんより多いような感じにも取れる。
しかし、これは大いに結構なことだと思う。住民への還元という意味で損失補てんを税金からやればいいのでは。銀行へのそれよりよほど筋が通る。ただ、アイディアや工夫は必要だろう。地元以外の人にいかに利用してもらうかがかぎで今回のような運動部の合宿や学校の宿泊研修にも使用できるような施設を作ったらどうだろうか?温泉という人をひきつける大きな魅力があるのだから。
ちなみに今回の宿泊料は1泊2食付で5,000円(オール込み)だった。食事がおいしくて、いなほ館の名に恥じない。今年の新米を食べさせてもらった。
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