MOTOYANの日々題
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2001年07月10日(火) インターネットと健康

 高校の保健の授業で「インターネットと健康」を実施しました。今の教科書にはまだこの項目はありませんが、近いうちに出て来ると思います。
 まず、現状調査、インターネットがつながっている家庭が75%、自分専用のパソコンを持っている生徒が10%でした。

 授業は、VDT作業(ビデオ・ディスプレイ・ターミナル)と目の健康、体に及ぼす影響で始まり、ネット中毒、人間関係の希薄化へと進んでいきました。
メインは「人間関係の希薄化」です。
 メール・チャットなどコミュニティの新しい手段が、インターネットによって確立できたが、実生活とちがって、「いつでもその関係を止められる、逃げられる」ために希薄化が懸念されています。人と人の付き合いができなくなる危険性を心配している向きがあります。

 生徒達の反応は様々でしたが、「希薄になる」と答えたものは少なかったです。
バランスの問題であり、ネットによって新しい友情や人間関係が培われるので割り切って考えるべきだと言っていた。かなり、インターネットをやっている生徒の意見だった

 コミュニティの道具としては、とてもいいものであり、古き友人、新たな友人と話ができ、使わない手はない。人間関係の希薄化は、実生活のほうが進んでいるのではないだろうか?無差別殺人やわけのわからない事件が多発すること自体、自分とごくわずかな仲間以外は、人間とは思わない犯罪者達の心理、それが、親であろうが子であろうが関係なしという、動物よりも恥ずかしい人間が増え、「犬畜生にも劣る奴」なんてとても動物に悪くて使えない世の中になりつつあることを嘆いています。
 人間の命が世の中で一番大切である。という基本をしっかりと心して、人間関係をいろんな手段で大切にしていくことです。と結んでチャイムが鳴りました。


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