MOTOYANの日々題
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2001年07月06日(金) 七夕

明日は七夕、笹竹に願い事を書いたたんざくを下げて「星に願いを」でした。
さて、なぜ笹竹なのか?たんざくなのか?調べてみました。
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笹竹・・・七夕が日本に伝えられる前から笹(竹)は神聖なものとして大切に扱われてきました。タケノコから親竹になるまでの期間の速さに生命力を、強力な殺菌力を持つその葉に魔除けの力をもつと考えていたのです。そのため人々は笹竹で身を清めたり、魔をはらう儀式をしたり、神に祈りをささげていたのです。(今でも地鎮祭では笹竹をたてて土地を清めますし、神社で宮司さんや巫女さんが笹でお清めをすることがあります)     
 七夕の神である織姫・彦星にささげものをするときの目印として、神聖な植物である笹竹を立てたのが始まりで、のちにささげものが変化して今のような「飾り物」になったときに、笹竹に取り付けられて今の笹飾りになったのではないでしょうか?笹飾り自体が文献に初めて記されているのは鎌倉〜室町時代のあたり、ポピュラーになってきたのは江戸時代になってからなのです。

短冊・・・七夕の歌にもある「五色の短冊」。もとは五色の布が使われていたとか。お裁縫や機織りが上達することを願って、織り姫に捧げたとされています。その他、針に五色の糸を通したものを飾ることもありました。のちに高価な布の代わりに紙の短冊となり、お裁縫や機織りの上達といった事以外の願い事を書くようになりました。また、平安時代、貴族たちの七夕まつりで「梶の葉」に詠んだ歌を書いたのが変化したという説もあるようです。
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 最近は竹を調達するのが困難になってきています。トラックが大きな竹を積んで運んでいる光景を見ます。きっと幼稚園で使うのでしょう。うちにも小学1年生の姫がいますので小さな笹竹を準備して年に一度の七夕をやりましょうか。
明日の夜は、雨の予報ですが、星は見えないでしょうか?


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