2005年06月14日(火)  ランとダーリン。


相変わらずランは、日中この赤いソファでくつろいでいる。
安物のソファなので、座る場所のクッションはペタンコ、背もたれも、それにしたがって湾曲してきている。
ランがこの背もたれに寝ると、湾曲して出来た隙間に落ちそうになりながら、それでもくつろいで寝返りをうったりするので、ダーリンと二人でヒヤヒヤしながら見守ったりする。
ラン「ごろにゃん♪(寝返り)」
ダーリン「あ・・・あー!落ちる!(と手で支えて)もう!お前はいつでも父ちゃんが支えてくれると思ったら大間違いですよ!」
と、ランに諭すのだけど、ランは父ちゃんに撫でられてご機嫌で喉を鳴らすのみ。
ううむ・・・。
こういうとこ、飼い主(私)に似てしまったのかしらね・・・。
ダーリンに
「獣がいる生活をしてみて、どうですか?」
と聞くと、
「大変やな・・・」
という。
でもそれは正しい答えじゃないと、しつこく私が同じ事を聞くと、やっぱり
「大変やな・・・」
という。
「私と、獣がいる生活はどうですか?」
と聞くと、やっぱり
「大変やな・・・」
という。
でもランを見る時の彼は、とても幸せそうに笑っている。
きっと彼は「大変」な事に振り回されるのが好きなのだと思う。
困ったように笑う彼の顔が、とても好きだ。
怒りながら、もう許している口調の彼が好きだ。
彼の、ランを見る顔を見ていると、「愛」ってものがなんなのか、解る気がする。


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