皮の裏側
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2003年08月26日(火) 放送禁止の歌

本屋で見かけた「放送禁止歌」のタイトルにつられ、最後まで立ち読みしてしまった。

いろいろあるんだねえ。
30年くらい前のフォーク全盛の時代はたくさんあったみたいだし。
規制の内容も時代によって変わるのかもしれない。

岡林信康「手紙」、なぎら健壱「悲惨な戦い」、高倉健「網走番外地」、
原由子、ピンク・レディ、加山雄三、北島三郎、梅宮辰夫・・・。

北島三郎のデビュー曲が放送禁止(自主規制)の対象だったり
原由子もそんな歌を歌ってたんだというのも初めて知った。
「I LOVE YOU はひとりごと」ってどんな歌なんだろ???
ちょっと興味あるな〜。
ピンクレディの「S・O・S」も対象らしい。
あとは「イムジン河」とか「竹田の子守唄」とか。

ビートルズだと「イエロー・サブマリン」とかも裏の意味があるらしい。
「イマジン」は湾岸戦争の時、イギリス国営放送のBBCが自粛したそうだ。

実際には「放送禁止」という規制はなくて、民放の協定・通達で決まっているらしいけれど。
だけどその協定も昭和58年以降は更新されていないとか・・・。

畑中葉子の「後ろから前からどうぞ」とか黒沢年男の「時には娼婦のように」も
線上にあってぎりぎりらしい。
(畑中といえばビートたけしとデュエットした「丸の内ストーリー」はダメらしい。どんな歌なんだろ??)

その協定も有効なのは「放送局」を対象としたもので、「有線放送」は対象外とのこと。
アルバムには入らないけどコンサートでは歌うとか(レコード会社が自主規制)
コンサートの時だけは一部歌詞が変わるとか・・・・。

地域によってもナーバスで「とおりゃんせ」「かごめかごめ」とか難しいものがあるとか。

ま、どこまで規制するのか、誰がその範囲を決めるのかとか明確ではないようだ。
極端な話、歌ではないけれど「スイカ割り」「ウォークイン・クローゼット」
も障害者を配慮すると使わない方向にあるらしい。
気にしたらきりがないけれどいろいろあるんだな〜と思った。



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