皮の裏側
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本屋で見かけた「放送禁止歌」のタイトルにつられ、最後まで立ち読みしてしまった。
いろいろあるんだねえ。 30年くらい前のフォーク全盛の時代はたくさんあったみたいだし。 規制の内容も時代によって変わるのかもしれない。
岡林信康「手紙」、なぎら健壱「悲惨な戦い」、高倉健「網走番外地」、 原由子、ピンク・レディ、加山雄三、北島三郎、梅宮辰夫・・・。
北島三郎のデビュー曲が放送禁止(自主規制)の対象だったり 原由子もそんな歌を歌ってたんだというのも初めて知った。 「I LOVE YOU はひとりごと」ってどんな歌なんだろ??? ちょっと興味あるな〜。 ピンクレディの「S・O・S」も対象らしい。 あとは「イムジン河」とか「竹田の子守唄」とか。
ビートルズだと「イエロー・サブマリン」とかも裏の意味があるらしい。 「イマジン」は湾岸戦争の時、イギリス国営放送のBBCが自粛したそうだ。
実際には「放送禁止」という規制はなくて、民放の協定・通達で決まっているらしいけれど。 だけどその協定も昭和58年以降は更新されていないとか・・・。
畑中葉子の「後ろから前からどうぞ」とか黒沢年男の「時には娼婦のように」も 線上にあってぎりぎりらしい。 (畑中といえばビートたけしとデュエットした「丸の内ストーリー」はダメらしい。どんな歌なんだろ??)
その協定も有効なのは「放送局」を対象としたもので、「有線放送」は対象外とのこと。 アルバムには入らないけどコンサートでは歌うとか(レコード会社が自主規制) コンサートの時だけは一部歌詞が変わるとか・・・・。
地域によってもナーバスで「とおりゃんせ」「かごめかごめ」とか難しいものがあるとか。
ま、どこまで規制するのか、誰がその範囲を決めるのかとか明確ではないようだ。 極端な話、歌ではないけれど「スイカ割り」「ウォークイン・クローゼット」 も障害者を配慮すると使わない方向にあるらしい。 気にしたらきりがないけれどいろいろあるんだな〜と思った。
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