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漫画関連ファイル


2004年06月14日(月)
『のだめカンタービレ』第9巻

この巻に収録されている分は、全部雑誌を買って、何回も読み返していたので、コミックスを読んでも、まとまった感想は書きにくい。いろいろと転機の訪れた巻だった。のだめが楽しむためのピアノから「本当に音楽を楽しむためのピアノ」に目覚めたこと。千秋と一緒にずっと行こう決めたこと。千秋がやっと少し素直になったこと。(笑)派手な演出じゃないけれど、用意周到に伏線が張ってあるので、繰り返し読んでいて楽しい。長女は、読み返すたびに、「すごいね。いろんなこと考えて漫画って描いてあるんだね。絵もすごいね。考えてあるね。マンガ家って大変だね。」などと言っている。それを教えてくれただけでもたいしたもんだわ。
講談社漫画賞を受賞して、たぶんすごく忙しいだろうと思うんだけれど、最新号のお話も今後の展開に必要なものが入っていて飽きさせない。ドイツ系の音楽の千秋にぶつけてくるのがフランス男っていうところが笑える。わけがわからないけれど華があるってヤツ?


さて、四月に二ノ宮さんが短編を書き下ろしたコミックスを今日やっと手に入れた。この本はアンソロジーでタイトルがちょっと何なので、書店では買えなかったのだ。ビニ本になっているので、立ち読みもできないし、ブックオフに落ちてくるのをまっていたら、今日見つけた。他の本と一緒にレジに出したら、バイトのお兄ちゃんが、けげんな顔をしたような気がする・・・私は表紙を隠すのはヤなので、一番上に堂々と置いて出したのに、さっと一番下に隠されてしまったよ。「私は、二ノ宮さんの漫画が読みたかっただけだよ」と心の中でつぶやいても聞こえないでしょう。・・・お話は全然ヤらしくもなんともなかったです。うう。