雑誌で読んでいる時よりもまとめて読む方がおもしろかった。 一番最初の話と最後の話で、お話もそれなりにオチがついているし。 いろんな娘たち。冒頭の母親も含めて、いろいろな娘たちがいて、 それぞれが、日常のささいなことに足をとられながらも一生懸命生きていて、 挫折したり、泣いたり笑ったりしながらいろんな生き方があって、 それら全てがオッケーじゃないの?と よしながさんが言っているような気がした。 それは、同人誌で、いろんなパターンの愛(笑)を書くのと同じで 別に男同士じゃなくても、女の子も好きなように生きていいんだよ、 ということなんだろう。 問題は、作者からのメッセージは届くけれど、 お話としてみたときに、おもしろいかどうかということかしらん。 だって、このお話には萌えがないからね。 そこが物足りないかも。
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