WINGSでは完結した『西洋骨董洋菓子店』の続編の同人誌。 昨年末の冬コミで出た新刊です。前書きにもペーパーにも注意書きがあります。 「夢オチでない店内人間同士のHがあります。ので、今度こそもうダメだと思った方は どうかどうかこの本を読まないで下さい。ごめんなさい。すみません。ごめんなさい。」 (以下、感想。ややネタバレ)
お話は、別れた恋人との刃傷沙汰で、小野が橘の家に逃げ込んだという話。 本編では解決しなかった問題のひとつによしながさんなりの解答を与えたという感じかな。 でも、私はこの話を読んでいて、ちょっとHシーンに無理があるかもと思いました。 小野がけっこうひどいですよね? しかし、作者が描きたかったのは、その後なのかもしれない。 橘のセリフがいいんだ。橘、かっこいいよ。かっこよくてやさしいよ。 作者はこういう話を描かせたら上手です。ちょっとずるいくらいです。 小野のずるさと弱さ、橘のトラウマと強さを同時に描くんだから。 あともうひとつ贅沢を言うなら、橘も楽しんでくれたら読んでてつらくないんですけど。 そういう意味でもジェラールとジャックは二人とも幸せになってよかったなあ。 橘はきっと作者に愛されすぎてて、ずっと幸せになれないのかもしれない。 ・・・・かわいそうに(笑)
よしながさんの同人誌を入手するには、 イベントなどの情報は「大沢家政婦協会闇の関西支部」が参考になります。 http://yoshinagafc.tripod.co.jp/ 通販で入手するには、雑誌の編集部気付けで、 (返信封筒、切手、住所のカード)同封の上ペーパーを請求して通販申し込みをします。 新刊の在庫が残ることはあまりないので、私はその都度ペーパーを申し込みしてます。 (でもたいていお友達が代理購入してくれるので助かってます。) 西洋は人気のあるシリーズなので、そのうち商業誌のコミックスで出るかな?(無理かな?)
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