よしながさんの夏コミ新刊を3冊読みました。 『初恋』は『西洋骨董洋菓子店』の同人誌での番外編の第二弾。 『かなり人でなし』に続いて、小野のひとでなしっぷりが全開の作品です。 うーんうーん。こんなことばっかりしていたら いつか路上で刃傷沙汰で命を落とすよなあ、と思いましたです。
『9年越しの、恋』はスラダンのパロディながら、本編を読んでいない私でも 楽しめるシリーズ。本編の三井、小暮の性格と同じなの?別人格なの? 軽いSの気がある三井がちょっと気分が良くて優しくなったというヒトコマでした。 初期作品の総集編第二弾も読みましたが、うーん、なんですかね。 こういうのは何回も繰り返してると、長年つれそった夫婦のように ときめかなくなったりはしないものなのかしらん。(←おせっかい)
『騎士は姫君の前にひざまずく』 これは、Fさんのご好意により、最近入手した、昨年の同人誌です。銀英伝パロ。 この本に載ってる2編は両方とも好き。 ちょうど、『ジェラールとジャック』の連載中に描かれた作品。 この頃の絵やお話が一番好みかも。 このラインハルトを2割くらい頭を悪くしたのが、執事の分際のぼっちゃまなのね・・・・ シェ−ンコップとヤンのお話がかわいかったです。
『初恋』は小野がただ楽しむためだけに寝る話。 だから読んでいて少しブレーキがかかる。小野というキャラをこの路線で 描ききることができたら、それは少女漫画的には画期的かも。
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