「アワーズガール」は今市子さんと藤原薫さん目当てて買っていますが その他の作品もいろんなジャンルやタイプのものがあって、おもしろいです。 私は少女まんが以外の雑誌はあまり買わないのだけれど 違う傾向の漫画家さんを知るいい機会になりそうです。
中でも、ちょっと気になっているのが、芳崎せいむさんの『金魚古書店出納帳』。 ネット上でもいろいろなところで話題に上っていますが ひとことでいうと、漫画の古本についてのウンチク漫画。 毎回、古書店を舞台に、古本をめぐるドラマが展開します。 その古本についての知識もかなり確かです。 前号は水木しげるさんの本についてでしたが、 今発売している3号では、リリカとトーマの心臓でした。
「『トーマの心臓』のラストシーンでエーリクがユーリに渡した本のタイトルは何?」
と、漫画おたくな女の子が言う。
「私、自分と共通言語を持っている人としか話したくないの。」
・・・・共通言語。そうですよね。確かに、『トーマの心臓』はある種の人たちにとって共通言語かも。
今月号には漫画のラストに1ページコラムがついていて、 『トーマ』や『火の鳥』、今村洋子さんやリリカについての、基礎知識が書いてあります。 こういう試みは今まで無かったから、ちょっと楽しみかも。
《あなたはSOKEと共通言語を持っているか?》 次のセリフの出典は何でしょう。 1・「さあ、ミルクを飲んで」「心がなごむよ」 2・「私の故郷は外国(とつくに)潮路の果て」 3・「カンパリソーダにジンをたらして」 4・「この男と一緒に死ぬことがこんなに幸福です・・・・!」 5・「お待たせしました。リボンの騎士です」 6・「ぼくは自転車を愛する男だ」 7・「恋は成就している」「そうだろ?」 (・・・以下次号)
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