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漫画関連ファイル


2001年05月11日(金)
SOKE共通言語 回答

1・「さあ、ミルクを飲んで」「心がなごむよ」
2・「私の故郷は外国(とつくに)潮路の果て」
3・「カンパリソーダにジンをたらして」
4・「この男と一緒に死ぬことがこんなに幸福です・・・!」
5・「お待たせしました。リボンの騎士です」
6・「ぼくは自転車を愛する男だ」
7・「恋は成就している」「そうだろ?」

1.大島弓子『バナナプレッドのプディング』
  鬼に食われてしまった衣良に、御茶屋峠が言うセリフ。
  「薔薇のしげみのところからずっとね」というセリフよりも私は
  ミルクの方が好き。最近の『西洋骨董洋菓子店』のココアのシーンも
  これが下敷きにあるような気がしている。
2.木原としえ『エメラルドの海賊』
  プレシベリエールのフィリップことミーブが歌う歌。
  北の国の異母兄弟の悲劇・・・でも、ハッピーエンドだったかな。
  新連載の冒頭のカラーページのエメラルドグリーンがすごくきれいでした。
  お名前が漢字になる前の作品は、当時の私にとって宝物。
3.三原順『はみだしっ子』
  グレアムのセリフ。別にたいした意味はない。
  昼間は優等生のふりして、じつは、不良化していくあたりのグレアムが好きだったりする。
  どこまでもクソまじめな自己矛盾を抱えていくところが。
4.よしながふみ『ジェラールとジャック』
  あはははは、目下のところマイブーム。ほんとは違うセリフを書きたかった。
  R−18で書けません。
5.森川久美『ヴァレンティーナ』シリーズ
  ヴァレンティーノの名前の時のほうが、ちょっと妖しいムードがありましたね。
  「セイレーンのような髪ですね」「セイレーンを見たことがおありかね」というところもなかなか。
6.萩尾望都『三月うさぎが集団で』
  この作品でたぶん、私は萩尾さんの作品に開眼したので、個人的に思い入れがあるのかも。
  派手な設定ではないけれど、ものすごくおもしろい短編でした。
7.名香智子『シャルトルシリーズ』
  妻子を置いて家出中のアンリにソンモールが言うセリフ。
  美女姫シリーズ、シャルトルシリーズ、ソンモールの性格、アンリの性格、
  そういう背景がすべて、この短いセリフの中にこめられている。
  なおかつ、そういうものが吹き飛ぶくらいの幸福感(アンリと読者の)に
  あふれているセリフです。(ソンモールは切ない)