筒井さんの本を見かけるととりあえず布教用に買っておくようにしています。 『たんぽぽクレーター』を人に送ろうと、手にして読み返したのが運のつき。 結局最後まで読んで、涙してしまいました。
何回も読み返して、その都度泣いて、なんていい作品なんだ!と思う。 繰り返しです。そしてその都度、日記で紹介したくなってしまいます。
この作品のテーマはいろいろあるのですが、 最後に残るのは希望かもしれない。 それもきれいな言葉だけの希望ではなくて、 パンドラの箱の底に残った希望のように いろいろと苦いものを受け入れてそのあとの 自分から選び取った希望のように思います。
最後の所で、それを信じるかどうか、というのはひとりひとりの問題で 信じないよりも信じた方が人生楽しいんじゃないかな、と思います。 宗教も結局そうですけど、宗教から離れても、選択するのは自分だな。
などということを改めて考えました。 これじゃ紹介にならないかしらん。そのうちちゃんとした紹介文を作ろう。 読みたい方がいらっしゃったら、メールでご連絡ください。 貸し出し用に一組用意してあります。
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