(掲示板連動ネタ) 画面のすみずみまでパラノイア的に描き込まれたマンガの中から ちきちゃまの指定した、小さな絵を探し出すのに真剣になったのは 私だけではないでしょうね?
デビュー作から個性的。いつもはロマコメを描いてるくせにあっさり 少女まんが初の強○未遂シーンを描いたりするおとなの漫画家さんでした。 (↑これは橋本治氏の指摘、『花咲く乙女達のキンピラゴボウ』より「雪割草」について) 「いまあじゅ」は当時の私には理解不能な迷宮でした。
「回転木馬」は単行本になったのかしら? ずいぶん長い間、収録されなくて、後生大事に切抜きを保存していましたが 今はどこに行ったか、見当たりません。 (しかし作品としては、さほど目新しい話ではなかったような)
気になっていることがひとつあります。 予告と掲載作品が違ってしまった作品がふたつあって、 ひとつは「サマーホリデイに降る雪は」もうひとつは「10月の魔法使い」です。 どちらも予告だけで、作品は載りませんでした。 特に「10月の魔法使い」は、多分作品は途中まで描かれていただろうに 盲腸による入院かなにかで、落ちちゃった原稿ですが、 10月という季節感が大事とのことで、以後、載らなかったようです。 あの頃のちきちゃまの作品が大好きだったので、私は読みたくてしょうがありません。 もう無理かしら。
ぴあに載ってるイラストをみるにつけ、ああ、マンガはもう描かないのかしら と思ったものでした。
おおやちきちゃまのぺえじ http://www01.u-page.so-net.ne.jp/kb3/aniani/chikitop.htm
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