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漫画関連ファイル


2000年02月10日(木)
萩尾望都 初期作品

ポーとトーマのことばかり書いているが、その前、あるいは連載途中に
描かれた短編には珠玉としか言い様のない作品が多い。

1971年               1972年                1973年

ポーチで少女が子犬と       あそび玉                 キャベツ畑の遺産相続人
ベルとマイクのお話し        みつくにの娘               オーマイ ケセィラ セラ 
雪の子                毛糸玉にじゃれないで
塔のある家              すきとおった銀の髪(ポーの一族)  1974年
花嫁をひろった男          ごめんあそばせ!            ハワードさんの新聞広告
ジェニファの恋のお相手は     ドアの中のわたしのむすこ       みんなでお茶を
かたっぽのふるぐつ         3月ウサギが集団で          ユニコーンの夢
かわいそうなママ           妖精の子もり
精霊狩り                六月の声
モードリン               ママレードちゃん
小夜の縫うゆかた          とってもしあわせモトちゃん
ケネスおじさんとふたご       ミーア
もうひとつの恋              
10月の少女たち
秋の旅
白き森白い少年の笛
11月のギムナジウム
白い鳥になった少女           
セーラ・ヒルの聖夜

わずか2年ほどの間に、これだけの仕事をするというのは
人間業じゃない気がする。(すきとおった銀の髪 以前の作品)
個人的には、この頃の、ペンタッチがとても好きだ。
ポーとトーマで磨き上げられる前の、暖かい線。
まだ評価される前の、何者でもないことの自由がいっぱいの
のびやかさが、あるような気がする。( 参考 萩尾望都作品目録 )