吉野さんは、今、どこにいるんだろう。
本の雑誌で書評を書いていることは知っている。
プチフラワーや青年誌に短編が載っていることも知っている。
でも、彼女がどのへんに立っているのか、わからない。
デビュー作から、「ジュリエットの卵」までは、リアルタイムで読んでいた。
最初はコミカルなのに、なぜか最後は悲劇的色彩を帯びるのは、
その頃も少しあったような。
この３ヶ月くらいで１０年分の本を買ってきた。（そして積んである）
「Ｅｃｃｅｎｔｒｉｃｓ」を読み始めて、おもしろくて、ずんずん読んでいたら
ラストがあれだ、、、、取り残された私はボー然としてしまう。
「ジュリエットの卵」も「恋愛的瞬間」も、なぜラストが刃傷沙汰なんだ、、、
わからない、、、本人が病んでいるわけでもなさそうだけど、、
病んだものに惹かれるのか。心理学的リクツが好きなのか。
こういう、うだうだ考える読者はおよびじゃないのかな。
eccentrics -sakumi
http://www.ceres.dti.ne.jp/~reif/sakumi/index.html
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