たまたま何かのついでに買ってきて、ツンドク本の山に載っていた 「百鬼夜行抄」第一巻。さっき読んだら、ものすごくおもしろかった。 この感動を誰かに伝えたくてこれを書いています。 (あ、もう知っていたらごめんなさい。なんせ10年のブランクが、、、)
今 市子さんは初めて読むのに、なんだか懐かしい。 一こま一こまの線が愛しい。味がある。描かれている家の暗がりにほんとに 何かがいるような気配がする。 この感覚は、萩尾さんの初期の短編にあったような味。 「モードリン」や「小夜の縫うゆかた」みたいな感じ。
化け物も人間も、みな素敵。 特に女たちの、性格のはっきりしたところがいいなあ。 おばあちゃん、好き。
私は、これを読んで、夜の10時をまわっていたけれど、 本屋に行きました。続きが読みたくて。 本がありませんでした。(泣) あした、違う本屋に行こう。 こんな気持ちは久しぶり。ああ、幸せ。
(全巻読破したらまた感想を書きます。)
もののけ道 作品リストその他があります http://www.246.ne.jp/~m-n-k/mononokemichi.htm
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