弱Sonファイブ
「加護くんいいから」 「そうか」 「見た感じから お姫さま抱っこは 期待してないから」 「そうか」 ... 「さわってもいいよ」 「全部脱げよ」 「え?」 「ハダカの気持ちを抱いてみるから」 ... ... 「いちいちフトンめくって 全体像を 確認するのはよせ!」 「だってホラ、暑いし」 「暑くても何でも 密室空間でやろうや」 「ホラ見て」 「...」 「影がいやらしい」 「うん、いやらしいな」 「あたしあんまり経験ないの」 「技術は興味ないねん。 興味があんのは 今ミサキさんの体が どのようにくねって どういう形でシーツを乱して どういったシルエットを、 その影を描くかということや。 見てみ?」 「ん?」 「影がいやらしい」 ... 「ねえ、入れちゃう?」 「...」 「一応、盛り上がっても 大丈夫なように アレ持ってくるね」 「はい、お願いします」 ... 「ココ置いとくね」 ... ミチコロンドン お徳用1ダースかいっ!? 「何回やる気やねん?」 「いや、いくつ使うか わからなかったし、ゴメンね」 「まあ、ええけどよ...」 ゴソゴソ... ミチコロンドン 使いさしかいっ!? あえて何も言うまい... 「固いね」 「気合と正比例してるんだよ」 「あたしの、すっごいせまいよ。 入んなかったらゴメンね」 「...」 「きつい?大丈夫」 「大丈夫」 大丈夫だけど これは中の形を想像するに... ![]() あえて何も言うまい... ... 「体位かえていい?」 「ええよ」 「上になりたいの」 「ほい」 「...」 「...」 「ミサキさんは僕を見下してるね」 「見下してないよ」 「その瞳で上から下に見下ろしてるね」 「うん、見下ろしてる」 「ミサキさんが一番だよ」 「うん」 「ミサキさんが一番きれいだよ」 「うん」 「すごくきれいだよ」 「うん」 「きれいなミサキさんが 僕を見下してるよ」 「うん」 「ミサキさんは僕を見下してるよ」 「うん」 「ミサキは加護を見下してると言え」 「...」 「ミサキは加護を見下してると言え」 「ミサキは加護を見下してる」 「ミサキは誰を見下してる?」 「ミサキは加護を見下してる」 「お前は売女や。いやらしい売女や。 ミサキはいやらしい売女ですと言え」 「...」 「ミサキは誰の上に乗っている?」 「加護」 「横のシルエットを見ろ」 「...」 「いやらしいやろ?」 「いやらしい」 「ミサキの体がきれいだからや」 「きれい」 「きれいなミサキはいやらしいと言え」 「...」 イカン、 言葉に凝りすぎて さめてきた... 「休憩しよ」 ... というわけで、 ピロートークのあと、 もう一回後ろから横からやって、 「もうダメ...」 って言われて終了。 加護さんの主砲、 一度も爆音轟かず... 「お茶入れるよ」 「うん」 「服着て」 「は?」 「もうすぐパトロンが来るの」 「朝の6時やで!?」 「まだ大丈夫、 お茶飲む時間はあるよ」 「...」 ... 「あ」 「なんや?」 「来ちゃった...」 「マジ...?」 「お茶は流し台に、 アレは片付けるから 服着て、 バンソーコーとコーヒーの缶持って」 「...」 「メールで時間稼ぐから ゆっくりでいいよ」 「...」 「オッケー?」 「オッケー」 「階段で降りたほうがいいよ。 もしすれちがったら 堂々とすれちがってね。 面識ないから大丈夫でしょ? じゃあまた♪」 ... ガチャ。 バタン。 スタスタスタ。 カンカンカンカン、 カンカンカンカン、 カンカンカンカン、 カンカンカンカン、 カンカンカンカン、 カンカンカンカン、 カンカンカンカン。 ... ふー。 ... 誰にも会わんかった... ... しかしおいらって ま、 お、 ![]() こ? |