弱Sonファイブ

■2003年01月18日(土) 伝説のクソゲー再び。


今年になって初めて

親友のジュンと会った。

ジュンは生きているだけで

文学になりえる男なので、

彼と遊んでいると

加護さんは退屈しない。

だもんで、ついつい

徹夜で遊ぶことに

なってしまったのだが、

そのとき

去年セックスした女の数が

どうとかいう話から

なぜか加護さんが

罰ゲームをやるハメに

なってしまった。

罰ゲームの内容は

去年さんざんバカにした

伝説のクソゲー

「侍」を

最後までクリアする、という

凄惨極まりないものだった。

あ、このゲ−ムは

元々ひとりでやるゲームなのだが、

やることなすことすべてが

ツッコミどころ満載なので

ぜひカップルとかで

やってもらいたい。

お子さんの場合、

自律神経がやられてしまう可能性が

なきにしもあらずなので

ぜひお母さんといっしょに

やってもらいたい。

で、この罰ゲームのミソは

最後までやり遂げる

というところだ。

このゲームは、


クソ!

クソ!

クソ!

クソゲー!



なので、普通にプレイして

ゲームした満足感を得るという

ゲームとしての最低必要十分条件を

実は満たしていない。

例えば、

侍の前方になにやら話をしている

人たちがいるけど、

立ち聞きしていても

話の内容が難しくてわからないし、

あきらかにザコ顔をしている

というだけで

前方の人たちに向かって抜刀し、

(抜刀ボタンはL1ボタン)

有無を言わさず斬りかかる。

しかしザコは思った以上に強く

(侍が思った以上よりはるかに弱く)

死にかけてしまうので

命乞いをする。

そしたら有り金全部とられて

スマキにされて

鉄道の線路に捨てられる。

そのときもがいて

縄をはずそうとするために

「○」ボタンを

連打しているときにはもう

罰ゲーム云々の次元ではなくて


おいらは今なんのために
誰のために
どういう意義があって
ボタンを連打しているんだろうか



という人生の深淵を

垣間見てしまうこと請け合いである。

ところが、である。

こんなことを

数回繰り返しているうちに

なんかクリアポイント

というものが貯まっていく。

そんで

対戦モードというものが

追加されたのだ。

なんじゃこりゃ、と思って

ふたりでやってみると

バーチャファイターのパクリ。

しかも選べるキャラクターは


黒ザコ(兄)


とかでぜんぜんキャラクターに

愛着が湧かない。

しかも抜刀ボタンは健在で

抜刀ボタンを押して

剣を抜かなければ

満足に戦うこともできない。

対戦モードって

戦うことが前提で作られているのに

なんで抜刀するかしないかを

プレイヤーに決めさせるのか、

いささか理解に苦しむ。

その上、

勝負がついて

負けた方が操作できなくなってから

5秒くらい空白の時間があって、

その間勝った方は

なぜか負けた方を

メッタ斬りにできる。

これはおもしろい!

ということで

ふたりで狂ったように

対戦しつづけていたのだが、

それがとうとう

朝の9時を過ぎて

ジュンがぽつりと言った。















「あ、今日朝から会社あるんやったわ」




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