弱Sonファイブ
はい、おはようございます。 加護でございます。 あなた、ジジイってどう思いますか。 興味ない? ええ、おいらもあんま、 興味ないです。 でもね、スペースカウボーイって映画見たら ジジイかっこええやんけって思いました。 ストーリーですか? そんなん自分で調べろって言いたいとこですが、 ジジイ4人が宇宙に行って地球を救う話です。 で、 まず、かっこええなーって思ったところは、 ジジイなのに全力で走る ジジイなのに酒場でケンカを売る ところです。 そういやおいら、最近かわいい女の子見ても 走って行かなくなったなー、なんて思うと 自分のほうがジジイやないかって思いますし、 勝てるとわかっているケンカしかやらないのは お利口ではあるけど楽しくはないやろって思います。 次に、ジジイだからえらくエキスパートである ところがかっこいいと思います。 長い間かけて力をつけてきた男のヨユウっていうか、 メシを食うときにハシの持ち方考えるか? みたいな感覚で スペースシャトルを操作してる感じがいいです。 同じ系統の映画で、アポロ13がありますが、 そっちのほうは、一生懸命操作してる感じがして ジジイたちが操作してる感じとは ちょっとちがうように感じるんですよ。 やっぱり自然にすごいことができるって すごい魅力だと思うし、 そうするためには、 ただ地味に努力するしかないと思います。 例えば、 サークルRのりょうさんが 女の子をおとすために使う新テクニック、 どんなのかは知りませんが、 たぶん家とかで地味〜に練習してるでしょう。 ちょっと想像しました。 りょうさんの存在を力強く支えているものは 案外こんな地味さかな、なんて思いますね。 おっと、 ネクラな若者の話は置いておいてですね、 そのジジイたち、 ツライときほどへらず口をたたくんです。 最後の最後で、地球に帰れなくなる仕事が 出てきたとき、 ジジイの1人が勝手にしゃしゃり出て ウハハハハー、オレの勝ちだー とかいってさっさと行ってしまうとこは 感動するとかじゃなくて おう、あんたの勝ちだよ行ってこいって 素直に思えるところでした。 悲壮感はなくて、笑えました。 最期に、 ジジイだから、髪が白くてハラも出てるし 服のセンスもショボショボなんだけど、 ジジイ4人のうち、2人はちゃんと 女を口説いてるんですね。 ひとりは、 今度カキ食いにいかないか? だし、 もうひとりは、 今度ビールでもどう? って感じです。 女にヘンな負担を与えない クールな誘い方です。 その誘いに乗った カキの方の女は、老眼のジジイのために かっこいい老眼サングラスを プレゼントしてるし、 ビールの女は、他界したばあさんの話で 目をうるうるさせてました。 つまりオヤジのセクハラとは ワケがちがうんですよねー。 ちゃんと女がジジイたちを男として 見てるワケです。 まあ、映画なんだから ジジイが女を口説けてもおかしくないと 言えばそれまでですが、 あんなジジイたちなら、 女にモテる努力もせずに オレってモテねーなー なんて言ってる若者より ずっと魅力的なのではないかと 加護は思います。 あ、 言っときますけどね、 おいら、 決っして、 決っして、 ワーナーブラザーズの回し者ちゃうから。 借りなきゃ、なんて思わないように。 |